前回は雨の影響で参加人数が少なかったですが、今回第4回目のラグビープログラムは小学生13名、中学生5名、八戸学院の高校と大学女子含む総勢30名近くで行うことができました。ただ、コロナの影響により1か月ぶりにプレーする子も多かったので、前回に引き続き復習及び身体ほぐしをメインに実施しました。
今回のテーマは前進(攻撃)のステップorパス。トライを取るためにステップとパスのどちらが有効なのか。その時々の状況によって変わってくるため練習の中で多くの状況判断の場面を経験してもらいました。
まずW-upのアニマルムーブで身体の柔軟性や体幹力を高め、ラダートレーニング、ステップドリルでステップの準備をしました。ハンドリングでは3列パスで「アーリーキャッチ」と「フォロースルー」などキーポイントを復習しながら基本的なパス&キャッチを確認し、1対1 or 2対1で状況判断の練習を行いました。
最後にボールゲーム(ゾンビタッチ)をしましたが、良いステップやパスが随所に見られました。また、チームトークを交えながらテーマも自分たちでしっかり確認できていて、プログラムを重ねるごとにチームトークの中でのコミュニケーション力も上がってきました。ただ、今回判断が入ることによって「プレー中のコミュニケーション力」が新たな課題として出てきました。次回以降は前進の次の支援(サポート)も視野に入れて、どうコミュニケーションをとればいいかを考えないといけないようなメニューを用意したいと思います。コロナの影響により折り返しの残り4回となりましたが1人1人が考えて行動し、失敗を恐れずチャレンジできるような環境を作っていきたいと思います。
練習内容
・アニマルムーブ
・ラダートレーニング
・ステップドリル
・3列パス
・1対1 or 2対1
・ボールゲーム(ゾンビタッチ)
指導者:山下祐史(メイン)、安部恒利(アシスタント)、中鶴間祥太(アシスタント)
場所:八戸学院大学人工芝グラウンド(ラグビー場)
気温:20℃
天候:曇り