2021北九州市クラス第4回(2021/11/11)

今日は秋雨が終日降り続いた北九州地方でした。夜はめっきり冷え込み、15℃を下回る気温でしたが、体育館での実施は天候に左右されず安定的に行うことができるため、参加者も元気よく楽しみにあふれた顔で受付を済ませていました。

 

今回の練習テーマは前回に引き続き「基本のムーブ」としました。前回はクロスで実施しましたが、今回はループでした。

 

いつも通りストレッチで体をほぐした後、この定番メニューでおこなっているストレッチにおいても、運動のための準備だけでなく、自分の体の調子や違和感などに気づけるように取り組もうと伝えました。

続いて、アジリティトレーニングを実施しました。今日は脚力の左右差を無くすため、片足で実施する内容でした。

 

次に、パス&キャッチのドリルグリッドを使って行いました。次のドリルにつなげられるように、パスの回数を意識させたメニュー(スクエアパス)も行いました。途中、恒例の「名前おぼえタイム」を挟みつつ実施しました。今日はサポートコーチからのアドバイスで、ネームシールを胸元に貼って名前が呼びやすいように工夫したところ、参加者にも好評でしたので、今後も続けていきたいと思います。

 

その後、基本のムーブの練習へ移行しました。今回はループの動きを実戦で使えるよう取り組みました。スモールステップとして、それぞれの動きと役割を理解してもらい、基本の動きに繰り返し取り組みました。ムーブの特徴として、パスの回数が多くなることもあり、参加者も慣れるまで時間を要していました。

 

続いて、同じ内容をステップアップして、DFを1名つけて練習を行いました。DF役はサポートコーチに入ってもらい、タテやヨコの動きを意識させて行いました。

 

最後は、2つのチームに分けて、ゲーム形式のドリルを行いました。前回と同じく、最初のアタックで必ずムーブ(ループ)を使ってみる約束で実施しました。基本の動きに時間を掛けたためか、どちらのチームも割と早い段階でDFとの間合いに慣れていき、最初のムーブでラインブレイクする機会が多くありました。緩急やパターンも前回のクロス同様に主体的にバリエーションを増やすなど、自らレベルアップしていく力を彼らから感じます。

 

まとめでは、みんなの主体的な工夫や変化を褒めつつ、仲間との連携をより多くすること、チャレンジを恐れないことを次回への課題として、プログラムを終了しました。



 

 実施内容

・ウォームアップ(ストレッチ、アジリティトレーニング)

・パス&キャッチのドリル(グリッドでのドリル:対面パス、スクエアパス)

・基本のムーブ(1)(4人組でループの動きの確認)

・基本のムーブ(2)(4対1:ループを実戦形式で)

・3タッチフット(4対3+1の攻防:ループを戦術的に取り入れる)

・クールダウン、ストレッチ

・まとめ 

 

指導者:阿部展裕(メイン)、隈本 真(アシスタント)、北九州ラグビーフットボール協会の皆様

場所:北九州市 八幡東体育館