2021北九州市クラス第6回(2021/12/03)

 北九州地方は今季一番の冷え込みとなった一日でした。夜の気温は6℃となり、体育館内であっても空気がとても冷たく感じました。

今回の練習テーマは、「基本のアタック」として、対人ドリルを中心に行いました。

 

ストレッチに続いて、アジリティトレーニングを実施しました。今日はアジリティトレーニングに加えて、体幹を意識したトレーニングをペアで行いました。パートナーには実施者の姿勢などをチェックしてもらいながら交互に行いました。特に体幹部分のトレーニングは個人差が見られました。ラグビーでも体の中心となる筋力やバランスの高さは重要になるため、次回以降の課題としていきたいと思いました。

次に、パス&キャッチのドリルをシャトルパスで行いました。短い距離でのハンズパスでは、キーワードをサポートコーチに声掛けしてもらい、意識しながら取り組むことができました。ミドル〜ロングパスの練習では、規則的な動きだけでなく、ランダムに動く練習も含めて実施しました。パスの方向によって左右差があったり、ランダムな動きに混乱する参加者もいたり、個々の能力差が顕著になりましたので、こちらも次回以降の取り組み課題としていきたいと思います。

 

その後、基本のアタックの練習へ移行しました。今回は2対1の形式で2つのドリルを行いました。各コーチと共有したキーワードは、「ひきつけること、ランコース、正確なパスとキャッチ、コール&コミュニケーション」でした。一つひとつのドリルを行う際に意識して取り組むことができました。2つ目のドリルは、2対1が2フェーズ続く状況を作り、連続突破を図る内容です。ここでも動きに慣れてくると徐々にランスピードもコミュニケーションスピードも向上していきました。

 

最後は、いつも3タッチフットを今までよりも人数を減らして行い、アタックスペースを広げたコートで行いました。今日のテーマであった2対1の場面を意識してラインブレイクをすることができていました。

 

まとめでは、ハンドリングスキルの向上のためのポイントを話し、加えて、ほかの参加者がドリルを行っている際も目を向けて、良いプレーがあれば、自分のイメージとして取り入れてチャレンジしていくように話してプログラムを終了しました。



 実施内容

・ウォームアップ(ストレッチ、アジリティ&コアトレーニング)

・パス&キャッチのドリル(シャトルパス:ショート、ミドル、ランダム)

・基本のアタック(1)(2対1、1フェーズ)

・基本のムーブ(2)(2対1:2フェーズ)

・3タッチフット(3対2+1の攻防:2対1でのチャンスメイク)

・クールダウン、ストレッチ

・まとめ

 

指導者:阿部展裕(メイン)、隈本 真(アシスタント)、北九州ラグビーフットボール協会の皆様

場所:北九州市 八幡東体育館