2021北九州市クラス第9回(2022/1/20)

 

本日で9回目の開催となりました。北九州地方は先週より厳しい冷え込みが続いていますが、今日も多くの中学生が元気に集まってくれました。

 

今日のテーマは「基本のコンタクト」として、タックルのスキルに取り組みました。ウォームアップでは、ジョグとストレッチに続いて、首と体幹のトレーニングを実施しました。コンタクトスキルの向上のためには、正しく強くプレーするだけでなく、安全にプレーできることが大切であることを理解してもらえるように説明しました。

 

次に、ラグビーボールでハンドリングを、メディシンボールでコンタクト時の姿勢を意識した練習を行いました。前回と同様のメニューだったので、多くの参加者がポイントを意識して取り組むことができていました。

 

続いて、隈本コーチの指導のもと、タックルの導入部分のドリルに取り組みました。タックルなどのコンタクトプレーでは、強い気持ちだけでなく、確かなスキルが必要です。隈本コーチがわかりやすく丁寧に指導してくれたおかげで、参加者はしっかりと自分の体をコントロールできるようになっていきました。

 

その後は、コンタクトバッグを使って、タックル動作を反復練習しました。ここでは動作に入る前から、コンタクトしたところまでの練習として、ポイントを意識した練習ができていました。体育館での実施のため、次のアクションに移る場面(倒した後のリロードやジャッカルなど)までは行えませんでした。今日の内容を生かして、今後の各自の練習場面で取り組んでもらえたらと思います。

 

最後はゲームドリルとして、4対3の3タッチフットを行いました。スペースを見つける動きや声かけが増えており、パスのバリエーションも多くなってきました。また、ディフェンスの連携も良くなり、攻防のレベルが向上しているように感じます。

 

まとめでは、タックルの動作におけるキーワードと、安全にプレーすることの大切さを再確認して、それぞれのチームでの練習場面で意識して取り組んでいくように伝えました。次回が最後になりますので、楽しく、真剣に、安全に取り組んでいこうと思います。

 


 

実施内容

・ウォームアップ(ストレッチ、S&C:体幹・首まわりのトレーニング)

・パス&キャッチのドリル(対面パス:ラグビーボール・メディシンボール)

・基本のコンタクト(1)(タックルの基本動作:ペアトレーニング)

・基本のコンタクト(2)(タックルの基本動作:コンタクトバッグを使って)

・3タッチフット(4対3+1の攻防 5分×4セット)

・クールダウン、ストレッチ

・まとめ

 

指導者:阿部展裕(メイン)、隈本 真(アシスタント)、北九州ラグビーフットボール協会の皆様

場所:北九州市 八幡東体育館