
第4回放課後ラグビープログラムを12名の参加者とともに開催しました。8月は熱中症対策のため活動を控えていたこともあり、久しぶりの練習となりました。今回は高知工業高校の体育館を会場とし、安全に配慮しながら実施しました。活動はまず、テーマとルールの復習からスタートしました。
【テーマ】
・また参加したい(次回が待ち遠しい)
【ルール】
・挨拶 ・ふざけない ・楽しむ(自分だけ楽しい、自己中NG)
・優しい声かけ
参加者同士が話し合う場を設け、コミュニケーション能力の向上にもつなげていきたいと考えています。第1~3回のテーマは「ランからのキャッチ」でしたが、第4回以降は11月23日に開催されるラグビースクール四国大会を目標に、放課後ラグビーの中で個々の能力を高めていくことを確認しました。大きなテーマは「四国大会で活躍する」とし、さらに「個人としてどんな活躍をするのか」を明確にしました。
具体的には下記のように意見を出し合いました。
•ボールキャリー
•DFでタックルしてボールを奪う
•声を出してのコミュニケーション(AT・DFともに)
•ミスボールへの素早い反応
練習は午後3時でもまだ暑さが残る中で行ったため、熱中症に注意し、こまめに休憩を取りながら進めました。ハンドリングではショートパスを中心に、第1~3回で取り組んだ「ランキャッチ」を意識しながら練習し、上達が見られました。また、スペースインパスでは3―2、4―2、7―5と徐々に人数を増やしながら行い、アタック側が優位な状況でスペースを見つけ、呼び込み、走り込む動きができる生徒が増えてきました。これまでの「まっすぐ走り込んでパスをキャッチする」から、「スペースを見つけて走り込む」へと進歩が見られ、休み明けでも成長を実感しました。
練習後の振り返りでは、「誰の取り組みが良かったか」などを出し合い、お互いをよく知る関係性の中で、前向きな意見がたくさん挙がりました。自己肯定感の向上を意識した良い取り組みとなりました。
放課後ラグビープログラムでは、「次も参加したい」「放課後ラグビーが待ち遠しい」「参加してよかった」「楽しかった」といった声があふれる活動を目指しています。全10回を通して「試合でのパフォーマンス向上」と「自己肯定感の向上」に取り組み、子どもたち一人ひとりが自信を持ってプレーできるよう、これからもサポートを続けていきます。どうぞよろしくお願いいたします。






〈実施内容〉
・ふりかえり、テーマ、目標確認
・体操、W-UP、スピードTR(20分)
・ハンドリング(30分)
・スペースインパス※狭いスペースから徐々に広げ(30分)
・まとめ(10分)
〈指導者〉
吉田 大希(メイン)、梶山修平(サポート)、前原伸之(サポート)
〈場所〉高知工業高校体育館