今回の放課後ラグビーには、参加登録35名(うち1名辞退のため実数34名)、第2回参加者33名に加え、ラグビースクールの中学3年生と新田高校ラグビー部の補助員を合わせ、総勢45名で活動を行いました。
まず出席確認や保険料などの事務手続きを済ませ、前回と同様に名前カードを胸につけ整列。元気よく挨拶を交わし、健康チェックのあと本日の説明・準備体操へ。子どもたちは初回同様、活発に取り組んでくれました。特に初心者の子どもたちが全員参加できたことに安心しました。
■放課後ラグビーの意義
多くの方々に見学いただき、放課後ラグビーへの関心の広がりを実感しました。放課後ラグビーは「ラグビーの裾野を広げること」を大前提としていますが、それ以上に「社会がラグビーという競技を認知し、理解し、協力してくれること」が大切です。企業や地域の方々にご協力・ご見学いただくことで、子どもたちを守り育てる大人の輪が広がり、ラグビーの未来につながると考えています。今後も開催ごとに、協力してくださる皆さまを招き、活動を直接見て感じてもらえる機会をつくっていきたいと思います。
見学・来校者
ご家族:約30名
元NECグリーンロケッツ選手 1名
NEC関係者 1名
地元企業(岡田印刷様)
■第2回の練習のテーマ
初回は「1対1」の練習を中心にしましたが、今回は「仲間と力を合わせて相手を突破する」ことをテーマにしました。特に「2対1の状況をつくり出すこと」「そのためのパスの重要性」を強調しました。
■まとめ
子どもたちの元気な姿や、地域・企業の方々の関心が加わることで、放課後ラグビーはますます広がりを見せています。これからもラグビーを通じて、子どもたちの成長を支え、大きな輪をつくっていけるよう努めていきます。









【メニュー】
①1対1(初回実施)
準備活動として1対1を行い、相手を抜く喜び、相手を抜くむずかしさを体感させる。
②グリッド(1辺5m)を利用し2対1
初心者班はパスを少々前方に投げても指摘せず、逆にパスキャッチした仲間をたたえた。
③長方形グリッド(縦10m横5m)を用いて走りながらの2対1を実施。
走りながらパスを“いつ”行うか? パスキャッチ側がベストタイミングでパスを受けるためにも“コーリング“の大切さを伝える。
④2対2(防御者:前方1名・攻撃者後方3mからの防御者1名)
ただ単にボールキャリアーの横にいるだけでは他の防御者に防御されるため、後方から来る防御者も確認しながら最適な位置取りをしていく。(周りを見る・感じることも大切)
⑤初回実施したボールゲーム(1ゲーム3分:4ゲーム実施)
ただ単にボールを持って走るだけではなく有効なパス、有効な位置取りを行おうと周りを見てコーリングすることを行わせる。防御は両手タッチ。タッチの際には”タッチ”と大声で。
コーチ
亀岡 政幸 竹内 恵治 大木 剛
活動場所
新田高等学校ラグビー練習場